カルデラを望める場所、"大凸部"を目指すことに。
地図に従って近くまで車で行き、適度な場所に停め、そこからは歩いていきました。
草木生い茂る大凸部への道のり
私が青ヶ島へ旅行に行ったのは10月頃。半袖に上からもう一枚着ておくと丁度良いくらいの涼しい気候。
大凸部へ向かい、一歩散策道へ踏み入れると…道はありますが、なかなか草木が元気よく生えた茂みが待っていました。
靴はトレッキングシューズでなくても歩けますが、長袖で手足を軽くガードできるほうが歩きやすいかも。
虫はそこまでいませんでした。季節の関係かな。夏場は蚊が多そう…虫よけスプレーもあった方がよさそうな茂り具合でした(・v・;;)ムムム…
歩き始めて数十分程度で開けた場所へ到着。
水分摂取の飲み物の携帯もあった方がよい所要時間/距離でした。
大凸部から望む青ヶ島の二重火口はやっぱりすごい!!
…!!!!
道のりは森の中、山の中で周囲が見えていなかったため、目的地に到着して突如、カルデラが眼界に入ってきました。手に取るように小さく、コンパクトに、青ヶ島の火口側がよく見えました。
しかし青ヶ島の周囲のまっさらで何もない、360度全方向海であること、孤島であることを知り、また、遮るものなく上方に広がる空を眺めると、この島のまったく不思議な地形とその大きさを実感します。
…(-v-)ハァ…
海の音は遠く聞こえず、時々風でなびくススキの音だけでした。
本当に周囲に島は1mmたりとも見えません。航行している船も容易には見当たりません。
もしこの島に滞在している間に世界が滅亡したら………なんて物思いにふけってしまいます。
30分…いや、1時間くらいでしょうか。じっと青ヶ島の絶景に見惚れていました。
この景色を見ることができただけで、八丈島経由でこの遠い孤島、青ヶ島に来てよかった…と満足感が押し寄せました。(・v・)ヨカッタ…
道の途中には街灯も何もないので、日が沈む前に黙々と道を下り、民宿へ戻りました。
つづく。
→旅行日記一覧へ