4日目 Ice cave tourへ
朝からしとしとと雨が降って寒い中、Ice Cave Tourの出発地点に向けて、朝早く暗いうちから車を走らせます。
主要道路の1号線は道路端に反射材が設置され、暗い中でもロードアウトの心配はなく、スイスイ運転できました。
まもなく1号線沿いのヨークルスアゥルロゥン近傍の集合場所に到着。
各社の観光バス……ではなく、オフロードカーが駐車場にズラリと並んでいて、各自直接乗り込む形での集合スタイルでした。
朝10時スタートのツアーだったのですが、まだ夜明け前のように暗く、予約していたツアー会社の車がわかりにくく若干焦りました。
おまけに駐車場の足元はべちょべちょの雪で滑りやすく、ツアー出発前に無駄に心拍数が上がってしまいました。
10人ちょっとの参加者が揃ったところで出発!
アイスランド内側/氷河側に向かって水たまり?川?のような氷溶け水の中をぐいぐいとオフロードカーで進んでいきます。
車を走らせると、ザザザー、ザザザーと波が立つほどの水。まるで船に乗っているかのようです。
雪原!氷塊!の景色が続きます。
車内は暖房がきいていますが、窓から入り込む風はキンキンに冷たいです。
もちろん、今日は一段としっかり着込んでいたので大丈夫でした。
20-30分ほど移動したでしょうか。
第一目的地に到着とのことで車から降りると、もうそこは氷河の上でした。
普通の靴では容易に滑ってしまいそうな足元です。
アイゼンとヘルメット、ヘッドライトが配られました。
アイゼンだなんて本格的な雪山道具は使うのは初めてです。
アイゼンを靴に装着すると、たしかに…ガッシリ氷に食い込んで、安定感はばつぐん!すごい!早速、目の前のblack diamond ice caveの観光のスタートです。
おおおお!
洞窟入り口では、暗い氷塊が冷たい水を滴らせながらぽっかりとお口を開けてお出迎えです。
天井が低く暗い中をしばらく進みました。
身を十分低く屈めたつもりでも、しばしば頭をぶつけてしまい、確かにヘルメットは必須だなと認識させられました。なんだかいきなりものすごい冒険感。
ライトも必須。集団行動なのでマシですが、ちょっと離れると周りは真っ暗!
不慣れな装備でよちよち歩いていくと、こんな綺麗な絶景が!
ギラギラとシャープに輝く……まさにblack diamondのような氷河が形成されていました。
この↑写真の通り、モノクロな氷の絶景でした。
是非、直接見てみてほしいです。
時折雪や霰が降ったり、氷河から滴る水にさらされるなど、事前のツアー注意事項通り、濡れる場面がありました。
カメラなどを拭く用のタオルを準備しておくと安心です。
そして、手荷物は最小限にしたほうが動きやすくてよいです◎
(要らない荷物はツアーの車に置いてても大丈夫そうな感じ)
3mほどの高さのどっしりとした氷河の壁。
カチカッチ!ひえひえすべすべゴロウー!!
後半は天井も薄い氷で覆われた箇所に入ります。
遠くでみるより近くで触りながら見る方が断然綺麗でした。
氷河は気持ちいいほど透き通り、深い青色を呈しています。
しゅわしゅわとした気泡やクラックが氷河を飾り付け、自然の織りなす模様に見入ってしまいます。
氷を通してうっすら日光が入るため、ライトはいりませんでした。
鮮やかで綺麗な氷河に四方を囲まれ、まるで海中遊泳。これまた絶景でした。
アイスランドまで、氷河を見にきてよかった!と思えました。
天候も荒れず、氷河の状態もよく、ツアーが完遂できました。
運が悪いと中止になることもあるそうです。
しっかり氷河の美しさを目に焼き付けたゴロウ。
帰りの車内で、撮った写真をさっそく見返すと、氷河の青色がより強調され、よりいっそう綺麗でした。
ポケモンのグレイシア(=英語で氷河)っているけど、グレイシアの肌の色は氷河の色そのままなんだなー(ポケモントレーナーらしい感想)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-Tips-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
・氷の洞窟ツアーでは
足元の防水はしっかりと
天候の変化に対応できる防水服だとより安心
カメラ拭く用のタオルがあると安心
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*